2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」八重姫伝説

大河ドラマ史跡めぐり

源頼朝と八重姫にゆかりのある神社に行ってきました。その神社は静岡県伊東市にある音無神社です。

川べりにひっそりとありました。

伊豆で流浪の日々を送っていた源頼朝は地主領主の伊東祐親の娘八重姫とのロマンスがこの森であったと伝えられています。

二人はこの音無の森で逢瀬を重ね、やがて二人には千鶴丸が誕生します。八重姫の父祐親は怒り、そして平家に憚り、千鶴丸を稚児ヶ淵へ沈めるが、秘かに遠方へ逃がしたとの説も伝わっています。2022年1月9日に放送された 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では祐親の屋敷で祐親の家来と川に行った千鶴丸を見かけた北条義時は千鶴丸を連れて行った家来が1人で川にいる姿を見て千鶴丸が殺められたと思いました。翌週の放送(第二話)では八重姫は家来に嫁がされることになり、千鶴丸は伊豆山権現に出家させたとのことでした。ちなみに八重姫役は新垣結衣さんです。第二話で源頼朝への思いを八重姫は「思いを断ち切ることはできぬ。しかし断ち切るようには努めます」と切なく言っていました。

下の写真は 八重姫を偲んで建てられた眞珠院(伊豆の国市)です。源頼朝と離れ離れになった八重姫のその後はさまざまに伝えられています。

上記のように悲しみの末、眞珠ヶ淵に身を投げられました。下記はその八重姫を偲んで建てられた眞珠院にある静堂です。静堂は1867年に別寺から眞珠院に移されたという記述があります。

以上のように八重姫のその後についてはさまざまな伝説がありますが頼朝と我が子、愛する人を二人も失ったことは八重姫の悲しみは計り知れないほど大きなものだったことでしょう。

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