お彼岸と彼岸花について

雑学・豆知識

おこもり生活中のハルさんは日中は買い物等の用事がある時しか出掛けませんが朝6時前後にウォーキングをし始めました。今の時期は田んぼには彼岸花が咲いています。彼岸花って茎がにょきっとして葉っぱがなくて花がパッと咲いてて不思議ですよね。しかも田んぼや土手に多く咲いている。お彼岸の時期に咲いてて同じ場所で咲いているような気がする。綺麗だけど不思議な花ですよね。今日はそんな彼岸花についてお話します。

お彼岸はいつ?

2021年の今年は9月23日(木)が秋分の日ですから今年は9月20日(月)から9月26日(日)までがお彼岸です。秋分の日や春分の日を中日として中日の前後3日間を合わせた7日間がお彼岸です。ご先祖様に感謝し祖先供養するという日です。我が家ではご先祖様が会いにきてくれる期間としてお墓参りしております。多くにみなさんもそのようにされていることと思います。

彼岸花はいつ咲くの?春のお彼岸にも咲いているの?

春のお彼岸は咲いていません。なぜなら秋分の日の頃に咲いた彼岸花はその後に葉が出て春に枯れ秋分の日の頃に満開になるというサイクルだからです。満開ののち1年後まで咲かないからです。しかも寒い冬に葉を出しじっと栄養を蓄えるとは。だから葉と花を一緒に見ない。やっぱり不思議な花ですね。

彼岸花の花言葉は?

赤色、白色、黄色、花の色によって多少違いがあります。共通は大切な人への強い思いです。

赤色の彼岸花の花言葉は「思うはあなた1人」「悲しい思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」等々です。

なぜ田んぼに咲いてるの?

実は彼岸花は毒性があるので土に穴を掘るモグラ等から田んぼ等を守るためにその昔、人の手で植えられたと言われています。また彼岸花があることであぜ道や土手が固められて丈夫になるからです。彼岸花は球根ですので種のように風の力や動物たちによって違う場所に増えていくことはありません。人里離れたところに彼岸花が咲いていたらそこにはその昔は人が暮らしていたかもしれません。

田舎に住んでいる私ですのでふと「やまゆり」「たけのこ」「わらび」「彼岸花」を連想しました。草食動物のシカやイノシシは田舎暮らしの人たちのとって大変な動物です。そのシカやイノシシはその4種類の植物は食べないから毎年その植物が生えてくる。自然ってすごいなと改めて感じました。せっかく田舎に暮らしているんだから自然をもっと知って身近に感じたいと思いました。

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